今日は所用で池袋西口に来ている。用事も一通り済んだ事だし、時間も昼時なのでランチができる店を探すか。出来ればカレーライスが出てくる蕎麦屋がいいな。池袋駅西口の立教通り沿い豊島税務署入口交差点を左に入ると、「そば処」と書かれたのぼりが見え、のぼりの方に行くと、洗練されたお洒落な佇まいの店が見えた。
「そば処 中村」と書かれている。割烹屋というか、和食屋というか、そんな感じなのだが、ちょっとお高い雰囲気がある。
折角なので入ってみるか。入口は地下にあるようで、階段を降りる。
入口近くには小さな日本庭園があり、こだわりを感じる。
生け花なんかもあり、かなり本格的だ。心を決めていざ入店。
徹底消毒
店内は落ち着いた雰囲気で、コロナ対策で座席数は制限されているものの、客は多い。通された席につくと店員が手にアルコール消毒をしてくれた。セルフの消毒が多いが、やる人、やらない人がいるからだろうか。これなら確実に消毒できる。接客してくれた店員はとても明るい接客で好意印象だった。随分本格的な店に入ってしまったが、ここにもカレーはあるだろうか。少し不安な気持ちになりながらテーブルのメニューを確認すると「カレー丼(1300円)」を発見！カレー丼があった！しかし価格は少しお高め。こだわりのある店だから仕方ないのかもしれない。店員を呼び「カレー丼」を注文する。
琥珀色のカレー丼
5分程で「カレー丼」が出て来た。おぼんの上には、カレー丼、漬物、味噌汁が乗せられ、カレー丼は琥珀色に輝いている。この色合いのカレー丼は食べたことがないので期待が膨らむ。まずはルーから頂く。優しいとろみがついてて、鰹出汁のコクとスパイスがバランスよく、絶妙な味わいになっている。濃い色みだが、味はまろやかで上品。具の鶏肉は噛めば噛むほど旨みが出てきて美味しい。
贅沢味噌汁
漬物はきゅうり、生姜、白菜。味付けは薄味で口の中をさっぱりさせてくれる。
味噌汁にはなめこが入っていて少し贅沢な気分だ。こちらも出汁がきいていて美味しい。ちなみになめこは日本原産で、中国や台湾でも原生しているが、食用としているのは日本だけとのこと。こんなに美味しいのに食べないなんてもったいない。
本枯節使用
後日HPを見ると「中村」のそばつゆは本枯節を使用しているとの事だが、カレー丼にも使われていたのだろうか。今まで食べたことがない味わいのカレー丼だったので使われていたのかもしれない。今日は聞くことが出来なかったのでこれは次回来た時に確認したいと思う。
続報をこうご期待！
店名：そば処 中村
住所：東京都豊島区西池袋3-32-7 タイカビル地下
予約・問い合わせ先：03-3985-6989
営業時間：[火～土]11:00～15:00、17:00～21:00
定休日：月曜日
公式：https://sobadokoro-nakamura.com/
アクセス：JR山手線「池袋」駅 徒歩7分
