美濃屋 文右衛門 大塚本店 |東京都豊島区(最寄り駅東京メトロ丸の内線「新大塚」駅)

今日は会社からほど近い、大塚駅に来ている。こないだTVでおにぎり屋「ぼんご」の特集をやっていたので、食べようと来たのだが、どうやらTV効果というやつで満席で入れなかった。テイクアウトでもいいのだが、職人技ともいえる早握りをどうしても、この目で見てみたかった。折角大塚まで出てきたので「カレーライス」でも食べるか。前に新大塚駅の近くに蕎麦屋を見かけたのでそっちに行ってみよう。

大塚5丁目交差点「春日通り」沿いに「美濃屋 文右衛門 大塚本店」があった。丸の内線だと2番出口が近い。

昭和の蕎麦屋

お茶屋の様な、海苔屋の様な、なんとも和風な外観。古めかしい八百屋の隣にあることもあって、ここ一帯だけ昭和にタイムスリップしたような空気がある。こういう風景はずっと残してもらいたい。

入り口には「感染防止徹底宣言ステッカー」が貼られ、換気のため、きちんと戸を開けている。

緑色の暖簾を潜り、入店する。店内はイメージ通りの昭和の蕎麦屋!年季が入った木製のテーブルと椅子が店の雰囲気に一層昭和感を出している。うーん。この雰囲気好きだな。

こだわりの本枯節

通された4人掛けの席に座りテーブルのメニューを確認する。

蕎麦屋では珍しく写真付きのメニューには「カレーライス」はないが、「カレー丼(900円)」があった。カレー丼セットだと940円。セットにすると随分お得だが、ここは悩んで「カレー丼」を注文した。

待っている間に店のこだわりが書かれたページを見るとそば粉とそばつゆのこだわりが書かれていた。そばつゆは本枯節を使っているようだが、カレー丼にもこの出汁が使われているのだろうか。私は荒節の香りが好きではあるが、本枯節を使ったカレー丼となったらやはり気分が違う!

出汁が違う?カレー丼

3分程待つとカレー丼が運ばれてきた。出て来たカレー丼は透明感があるルーにたくさんの玉ねぎと豚バラが入っている。かつお出汁の香りがふわりと香ってきた。空腹感が増すこの香りが堪らない。これが本枯節の香りか?
小鉢にはマヨネーズで和えられたマカロニサラダ、キュウリのキューちゃんのような漬物が入っている。味噌汁はネギとわかめが入っていてよい香りがする。

カレー丼のルーを一口。口いっぱいにまろやかな鰹だしの風味が広がる。コクとまろやかさ、香りが違う気がする。美味しい!店員に出汁に本枯節を使っているか聞こうとしたが、忙しそうに動いているので何となく聞けなくなってしまった。

とろーり 癖になる甘口

それにしても美味しい!カレーらしい辛さはなく、玉ねぎが多く入っている事もあり、結構甘口だが旨味が濃く、あと引きになる。これぞ蕎麦屋のカレー!小鉢のマヨネーズと合えたマカロニサラダはさっぱりしたカレー丼に合う。キュウリの漬物は少し塩気があるが箸休めに丁度いい。味噌汁は澄んだ旨味があり、これまたカレー丼によく合う。美味しくてぺろりと完食!

追加そばサービス

帰り際に「追加そばサービス券」をくれた。これがあると蕎麦が一枚もらえるようだ。次回はサービス券をもって来よう!ご馳走様でした。

 

店名:美濃屋 文右衛門 大塚本店 
住所:東京都文京区大塚5-8-11
営業時間:【月〜金・日・祝】11:00〜15:30(L.O) 17:00〜22:00(L.O.21:30)
     【土のみ】11:00〜16:00(L.O15:30)
定休日:無休
アクセス:東京メトロ丸の内線「新大塚」駅徒歩1分