薮蕎麦 (やぶそば)|東京都江東区(最寄り駅 JR線「新木場」駅)

今日は新木場で新しい取引先との打ち合わせ。話が盛り上がって遅くなってしまった。空腹を我慢しながら話していたからすぐにでも「カレーライス」が食べたいくらいだ。駅の近くで「カレーライス」が食べられるところはないかな?駅に向かい、エスカレータのところまで来ると、高架下が見えた。あれ?こんなとこに蕎麦屋があったのか。これはラッキーだ!丁度いいぞ。店の前まで来たが、隣の焼き鳥屋と繋がっているようだ。なかなか珍しいつくり。

中に入ると、仕事終わりのサラリーマンで賑わっている。ここはコロナ禍でも大繁盛だ。案内されたカウンター席に座る。周りはワイワイとやっているので、一人で来た私はちょっと寂しい。店内では汗だくの店員が忙しそうに駆け回る。テーブルのメニューを見ると「カレーライス」はなく、「カレー丼(850円)」があったので店員を呼び注文した。

空腹は最高のスパイス

今日の私は特に空腹なもので、「早く来ないかなー!」と考えていたが、10分経ってようやく運ばれてきた。空腹時の10分はとても長く感じる。

カレー南蛮風なカレー丼

出て来たカレー丼の器は、「丼器」ではなく、蕎麦を入れる器に入っている。カレー南蛮を注文したんだっけ?と少々混乱。まずは一口。スプーンですくうと、ライスが確認出来たので一安心。これは間違いなく「カレー丼」だ。ルーは餡掛けのような透明感と、とろみがあり、ライスがひたひたになるほどに並々と掛けられている。鰹出汁の香りとコクが感じられ美味しい。

肉がたくさん

豚肉はこれでもかというくらい入っていて、これだけでもテンションが高くなってしまう。具の玉ねぎはシャキシャキとした食感が残っていて甘味と辛みがある。ルーの上にはネギが乗せられシャキシャキとした食感がとても良いアクセント!このネギがまた「蕎麦屋のカレー」らしくていいじゃない。少しずつネギとルーを合わせながら食べるのがおいしい。ネギの量が少ないのでもっとあってもいい。やっぱり具だくさんは嬉しいな。

カレー丼にはやっぱりこれ

味噌汁には、わかめ、長ネギ、豆腐が入っていて、優しい味がほっとする。やっぱり丼ものには汁物。これがないと始まらないし、終わらない。

付け合わせには、たくあん、きゅうりの漬物。たくあんは甘め、きゅうりはちょうどいい塩気でカレー丼によく合う。カレーには福神漬け、カレー丼には漬物が合う。今日のカレー丼は実に美味しかった。カレー不毛地帯・新木場にも光が見えた瞬間のように感じた。また新木場に来たときは「藪蕎麦」に寄りたい。ご馳走様でした。

 

店名:薮蕎麦 (やぶそば)
住所:東京都江東区新木場1-6
営業時間:11:30~14:30 17:00~22:30
定休日:日曜日
アクセス:「新木場」駅徒歩1分