相馬屋|東京都中央区(最寄り駅東京メトロ有楽町線「月島」駅)

一日中、月島で仕事だったが、予定が終わりひと安心。仕事の終わりと同時に「グー」っと腹がなった。まるでチャイムのような空腹音。
今日は昼も蕎麦屋のカレーだったが、もう一軒行きたくなってしまった。
我ながらカレー欲が止まらない。
そういえば取引先に行く途中に蕎麦屋があったな。カレーがあるかは分からないが、とにかく行ってみよう。
目的地の「相馬屋」は有楽町線の月島駅から徒歩5分程。「佃大通り」沿いの黄色が眩しいクリーニング屋「セイラー」の隣にあるのでとても分かりやすい。
外観はいかにも蕎麦屋といった感じ。

佃といえば

佃といえば「佃煮」だが、起源は諸説あり、江戸時代、長期保存ができるよう小魚を砂糖と醤油で煮詰めたものが始まりと言われている。不漁の時の非常食として考えられたのだ。ちなみに6月29日は佃煮の日になっている。

落ち着きある店内

中に入ってみるとこじんまりとしていて静か。薄暗くスマホのナイトモードが作動してしまうほど。コロナの影響か客は少なく、店内には私以外の客はいなかった。
好きな席に座っていいとの事なので入口に近い席に座る。テーブルのメニューをみると「カレー丼(900円)」を発見!今日はカレー運があるようだ。すっかり口がカレーになっていたのですぐに店員を呼び注文した。カレー丼を待っている間に店内をみるとかなり古風。店主は古銭が好きなのか、大判、小判の壁飾りが置いてある。

彩のカレー丼

3分程でカレー丼が出て来た。
驚くほどに器が大きい!!しかも深みもある。その中に並々とカレールーが盛られ溢れんばかり。間違いなく今まで食べたカレー丼の中で一番大きいだろう。まるでカレーの海の様だ。この並々のルーに負けないほどに玉ねぎ、豚バラがたっぷりと入っている。ふわりと出汁が香りとても美味しそうだ。
しかしこの量食べきれるだろうか。少々不安な気持ちになって来た。ここで弱気になってはいけない。心の中で自分に言い聞かせる。

最高の満腹感

黄土色のルーには、とろとろとしたゆるいとろみがついている。
まずは一口。厚みのある豚バラは少し固さがあるが、美味しい。スパイスの辛さが程よくあり、出汁の優しさの中でアクセントになっている。旨みをを含んだライスが堪らない。

付け合わせにはきゅうりと蕪と刻み生姜の浅漬け。塩気が程よくカレー丼の箸休めにぴったりだ!カレー丼、浅漬けの無限ループで完食!かなり量が多く食べきれないと思ったが全部食べてしまった。幸福感と満足感でいっぱい。満腹!!「相馬屋のカレー丼」は美味しい!ボリュームがあってコスパもいい。再訪決定!
量がとにかく多いので次回ももちろん空腹でこないとな。
ご馳走様でした。

 

店名:相馬屋
住所:東京都中央区佃2-6-3
予約・問い合わせ:03-3531-4405
営業時間:[月~土]11:00~14:00、17:00~21:00
定休日:日曜、祝日
アクセス:有楽町線「月島」駅 徒歩3分