そば処 満留賀 |東京都目黒区(最寄り駅JR山手線「目黒」駅)

今日は目黒に来ている。目黒といえば桜が有名だが、桜がなぜ目黒川沿いに植えられたかというと、昭和中期、目黒川の氾濫が多かった為、何度も護岸工事し、その工事を記念して地元の人が有志で桜を植えていたそうだ。桜を植えることで、人が集まり、地面を自然に踏み固める効果もあったとか。昔の人の知恵は素晴らしい!

午前中の仕事が終ったのでそろそろランチにいこうか。今日の気分はもちろん「蕎麦屋のカレー」。こないだ目黒通り沿いに蕎麦屋があったのを思い出した。中央改札から、権之助坂方面に2分程まっすぐ歩くと右手に赤いレンガの外観の「そば処 満留賀」が見えた。
そうここだ。レンガ造りの蕎麦屋とは渋くていいじゃない。

しゃぶしゃぶ屋?

早速入店!狭い入り口からは想像できなかったが、店内は広々としていて、入り口の右側には半個室もある。照明が少し暗めで蕎麦屋というよりはしゃぶしゃぶ屋みたいな雰囲気だ。通された席に座り、テーブルのメニューを確認する。「カレー丼(940円)」を発見!カレー丼があってよかった。店員を呼び、注文。開店直後の11時30分に入ったせいか店内は空いていて貸し切り状態。

豪華絢爛カレー丼

10分弱でカレー丼が出て来た。木製のおぼんの上には漆器の丼に入ったカレー丼、味噌汁、大根とレタスのサラダ、切り干し大根、白菜、人参、大根の浅漬けがついている。思わず「おおっ」と声が漏れてしまうほどに豪華だ!カレー丼だけしか出てこなくても1000円を越える所もあるのに。1000円以下でこんなに豪華なセットが出てくるなんて!見ているだけで楽しい気持ちになってくる。
そんな豪華なセットなのだが、一点気になったことがある…レンゲやスプーンではなく、箸のみがでてきた。これで汁物に近い丼を食べるのか。ここは郷に入れば郷に従えで強行突破!

黄金の具だくさんカレー丼

まずはルーから頂く。黄金色のルーはさらさらととろとろの中間。辛さは程よく、鰹だしの風味とスパイスのバランスが絶妙で食べれば食べるほどに美味しさを感じる。

具は豚バラと柔らかく煮込まれた玉ねぎがたっぷり。豚肉と玉ねぎの旨みと甘みがルーに溶け込み、ルーがしみ込んだライスが格別な美味しさになっている。これは堪らない!

切り干し大根を頂く。甘みと塩味のバランスがよく、これもライスに合う!浅漬けは切り干し大根の後に食べたこともあって随分さっぱりした味に感じる。

味噌汁は出汁がきいていて美味しい。カレー丼と味噌汁の相性もばっちりだ!
ライスがルーを吸い込み切るとパラパラとして食べづらくなったので一気にかき込み完食した。美味しかった。
ボリュームも味も100点!

ご馳走様でした。

 

店名:そば処 満留賀
住所:東京都目黒区目黒1-4-8 東レクビル 1F
営業時間:[月~金]11:30~23:00、[土]11:30~15:00
定休日:日曜日、祝日
アクセス:JR山手線「目黒」駅徒歩2分