駅そば 道中そば 五反田店|東京都品川区(最寄り駅 JR線「五反田」駅)

前の予定がおしてしまい、到着予定時刻より40分遅れ、五反田駅についた。今日の私は時間がない!次の予定までの猶予は20分弱!これを逃すと食事にありつけるタイミングがなさそうだ。空腹だし、このまま一日過ごすのは厳しそうだ。電車を降りて頭の中で予定を組み立てる。そうだ!こういう時は駅中の蕎麦屋に限る!確か「五反田」駅にもあったな。

目黒・渋谷方面ホームの端へ向かうと「道中そば」を発見。駅そばの存在理由はこれで間違いない!五反田駅は山手線だけなのでホームは1つ。内回り側と外回り側の両側に1つずつ入口がある。ホームぎりぎりまで来ているので少し店に入りにくい。中を覗くと立ち食いスタイルだ。

これぞ駅そば!

今日も、もちろん「カレーライス」の気分なので券売機でカレーを探す。「カレーライス(420円)」があったのでボタンを押す。ここの券売機は交通系ICカードが使えるようだ。カウンターで食券を渡す。セルフで水を汲み、厨房に目をやると、店員がライスをよそり、ルーを掛けているのが見えた。2分ほど待つとカレーライスが出てきた。さすが駅そばだけあって出てくるのが早い!これならカレーを味わう時間がありそうだ。

安心・安定の茶色いカレー

見た目は家で出てきそうな茶褐色のカレーライス。真っ白で浅めプラスチック皿に銀のスプーンが置かれている。ライスとルーは同じ皿に盛られている。立ちそばのカレーはこの形が多い気がする。さて味はどうかな?まずはルーを一口。うん?ちょっと甘いぞ。スパイシーな感じというよりは、ほどよく甘い。誰でも抵抗なく食べられる辛さだ。熱々というよりは、一気に食べられるくらいほどよい温度なので、時間のないときには丁度いい。とろみも絶妙で脂っこさがなく後味がすっきりしている。具は、たまねぎ、にんじん、じゃがいも、牛肉が5㎜幅のサイコロ状にカットされている。サイコロカットはあるようで意外とない。野菜の切り方で店の個性が出る。

切り方色々!店の個性が出る玉ねぎの切り方

玉ねぎはスライスだったり、すりおろしていたりが多いが、家庭でよくあるみじん切りの玉ねぎは外食カレーでは殆ど見かけない。これは余談だが、湯島の「デリー」では玉ねぎの切り方を長年研究して、深みが変わったという。それくらい玉ねぎの切り方はカレーを作る上で重要なのだ。量は少し少ないかなと感じたが、値段を考えると文句は出ない。あっという間に完食した。

「道中そば」はパネルの仕切りや消毒用アルコールも設置してあるので狭いながらも感染対策は万全。この時期だからこそ安心して食事が出来ることのありがたさを感じる。ご馳走様でした。

店名:駅そば 道中そば 五反田店
住所:東京都品川区東五反田1-26-2 
営業時間:[平日]7:00~22:00[土日祝]7:00~21:00
定休日:年中無休
アクセス:JR線「五反田」駅より徒歩0分 JR五反田駅構内ホーム上