恋とスパイス 新宿中村屋|東京都千代田区(最寄り駅 JR線「東京」駅)

今日は東京駅にきたのでここでしか食べられないカレーを食べよう!そう決めてグランスタ地下1Fにある新宿中村屋がプロデュースした「恋とスパイス」へ向かった。新宿中村屋と言えば本格インドカリーだが果たしてどんな「カレーライス」が出てくるのか楽しみだ。

恋のはじまり?

店舗に着くと、壁にモニターがついており、メニューを掲載している。こうやって視覚に訴えかけられるとどうも弱い。黄色やピンクが眩しいカラフルなカレーが目につく。入店するとモニタータイプの券売機がお出迎え。早速メニューを確認すると先ほど入り口で見たカラフルなカレーを発見!名前は「恋のチキンカリー(980円)」。カレーにまで「恋」が入っているが、なぜ恋なのだろう。気になる。恋も気になるから始まるのでその辺が恋を感じさせるのかもしれない。気のせいかもしれないけど。案内された席に着席。夕食どきの19時台で20席ほどの店内は5組の客が入っている。少し寂しいが、コロナに気をつけたいこのご時世には丁度いい。

恋の香り?

お冷を出されたので飲んでみる。カルダモン水とのこと。カレーのスパイスで使われるカルダモンが入っているのかな。うん?普通の水じゃない!甘くて花のような香りがするぞ。クセがなくとても飲みやすい。カルダモンにこんな使い方があるなんて知らなかった。カレーを食べる前からスパイスを口にするなんてちょっとフライング気味かな?そんなことを考えながらいると5分ほどで「恋のチキンカリー」が出て来た。実に綺麗な色合い!青々とした私の苦手なパクチーが控えめに入っている。ちなみにパクチーは要らないと言えば無しにも出来る。今回は取材の為パクチー入りで注文した。

恋もいろいろ

まずはルーを一口。スパイスの香りが広がる。特にクローブの香りが強い。店員に確認するとスパイスはガーリック、シナモン、オールスパイス、クミン、ローリエ、クローブ、カルダモン、ターメリック、ブラックペッパー、レッドペッパー、カレーパウダーが入っているとのこと。辛すぎずとても美味しい。香りのあるカレーは食べるほどに不思議と食欲が増す。これがスパイスの力なのか。

トッピングの紫キャベツの甘酢漬けや、フライドオニオン、ポルサルボル(鰹節のふりかけのようなもの)を一緒に食べると風味が少し変わり、味変が楽しめる。標準の恋のチキンカリーを選んだが、トッピングを全てつけても300円近くしか変わらないので、こちらの方が色々楽しめてお得かもしれない。最近は見栄えのいいカレーと出会う機会が増えてきたが、やはり見た目は大事。

テーブルの薬味もこだわりを感じる。ここにもカルダモンが使われているようだ。メニューはビーフカレーやチキンカレーなどカレーの種類が豊富なので、次回行く時は他のカレーにしてみようと思う。もちろん苦手なパクチー抜きで。しかし、店名のヒントが無いか探し回ったが最後まで恋×スパイスの意味は分からなかった。これも次回の宿題にしよう。
ごちそうさまでした。

 

店名:恋とスパイス 新宿中村屋
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 グランスタ東京 B1F
営業時間:8:00~22:30(L.O.22:00)[日]8:00~21:30(L.O.21:00)
定休日:グランスタ東京に準ずる
アクセス:JR線「東京」駅より徒歩2分