カレーの家|東京都豊島区(最寄り駅 JR山手線「池袋」駅)

寒さを感じる日が増えて来たが、営業マンには丁度いい季節だ。涼しい方が外回りがしやすい。午前中の仕事が片付いたのでランチでも食べるか。そういえば、池袋の西口に気になる名前のカレー屋があったな。今日はそこに行ってみるか。池袋西口(北)を出て小町通の1つ目の角にその名も「カレーの家」がある。店名からしてカレーへの愛情を感じる。こういうネーミングのカレー屋は美味しいところが多い。デカデカと自家製のルーを使用と書かれているので期待大!「カレーの家のルー」は一度オーブンで焼いているようだ。スパイスにこだわるカレー屋は多いが、ルーの作り方にこだわるところは珍しい。早速入ってみよう。券売機で食券を買うスタイル。価格は全体的にリーズナブルで「カレーライス」が550円と良心的だ。「特大カレー」は1.2㎏で990円!安い!店頭にカツカレーの記事が貼ってあったのでここはカツカレーを注文すべきなのだろう。「カツカレー(870円)」を押し、食券を店員へ渡す。

カツカレーのはじまり

今では色んな所で見かけるカツカレーだが、発祥は浅草の「河金」。
常連客がカレーの上にカツを乗せてくれと注文したのが始まりだとか。現在は浅草に河金はないが、入谷と千束に味を受け継いだ「河金」がある。日本最古のカツカレーを一度は食べてみたいな。

サクサクロースかつ

5分程で「カツカレー」が出て来た。薄茶色のルー、艶々と輝くライスの間には、薄い衣をまとったロースカツが乗っている。いかにも「日本のカツカレー」といった感じの飾り気のない見た目。今日はカツから頂こう!カツの衣にはソースもルーもかかっていないためそのままを口へ運ぶ。揚げたてサクサクで肉は柔らかく美味しい。下味を付けているのでこのままでライスが進んでしまう味付けだ。注文後にカツをあげているため、サクサク感が凄い。ルーがしみ込んだ所も何とも言えない美味しさがある。

薄茶色のルー

ルーの辛さはマイルドで中辛と甘口の間。辛さは優しいがスパイスを焼いているせいか、香りがいい。野菜のコクと旨みがあるためさっぱりとしている。例えるなら家で作った3日目のカレーのような深い味わいなのだ。具は入っていないがルーだけで十分勝負できる。ルーが美味しいと具は要らないのかもしれない。こんな気持ちは初めて

カレー味のソース

この美味しいルーをカツにかけて食べてみた。自家製のルーとカツの相性は抜群!さっぱりとしたルーがソースになりカツの美味しさを2倍3倍にしてくれる。この組み合わせでライスが進まない訳がない!最後の一口まで飽きることなく完食!カツカレーはこってりした食べ物だがカツの衣が薄く、ルーがさっぱりしているのでぺろりと食べてしまった。「カレーの家のカツカレー」は美味しい。次回使えるサラダorコロッケの無料券をもらい店を出た。
ご馳走様でした。

 

店名:カレーの家
住所:東京都豊島区西池袋1-19-3 大浦ビル1F
予約・問い合わせ:03-5391-7533
営業時間:11:00~22:00
定休日:無休
アクセス:JR山手線「池袋」駅より徒歩3分