上等カレー 新大久保店|東京都新宿区(最寄り駅 JR線「新大久保」駅)

うだるような暑さが続く東京は今日も38度を超えている。つい10年ほど前は38度という気温はまずなかった。いつから日本の夏はこんなにも過酷な季節になったのだろう。今日は特に暑いが、暑かろうが、寒かろうが営業マンには関係ない。新大久保まで来たので近くのカレー屋を探してみた。近くには東京のカレーランキング上位に入ってる「SPICY CURRY 魯珈」やキタナシュランでお馴染み「牛すじカレー 小さなカレー家」がある。名店に行きたいが、この暑さでさすがに歩くのは辛い!諦めて駅前の「上等カレー」に行くことにした。新大久保駅の改札を出て右に行くと80メートルほどの距離に「上等カレー」がある。大阪に本社を置く「上等カレー」はここ最近東京でも見かけることが増えた。都内に6店舗あるが入るのは初めて。店内入り口では外国人店員が看板を拭いていた。

カツカレー専門店?

店内に入ると右側に食券機が置かれていて先に食券を買い、店員に渡すスタイルのようだ。カレーの種類はカツカレーがほぼデフォルトで「ほうれん草カツカレー」、「チーズカツカレー」などとなっている。初めて来たこともありここは普通の「カレーライス(490円)」にしよう。食券機で「カレーライス」を押し、食券が出たのでキッチンの店員に手渡す。

ちょっぴり寂しいカレー

3分程待つとカレーが到着。「上等カレー」と書かれた皿の上にカレーが盛られている。見るからに甘口を連想させる黄色がかった茶色いルー。見た目は具なしだが、細かな肉片のようなものが確認できる。おそらく牛だろう。ココイチと同様に具はトッピングして成立するカレーのようだ。やはり具がないカレーは寂しい。しかし自信をもって出しているからこそメニューに「カレーライスが」あるのだと思う。店員が言うには、普通の「カレーライス」は他の「カツカレー」よりルーの量が多いとのこと。

魅惑のスイートカレー

一口食べてみると玉ねぎの甘い香りとスパイスの香りが広がる。肉の旨味、野菜の旨味が融合し、スパイスが両方の良さを引き出している。スパイスの香りがしっかりと感じられるが、ルー自体は甘口。甘口だが輪郭がぼけているような甘口ではなくメリハリがある。とても美味しい。日本人が好む味!具がないから食べ応えがないというわけではなく、ルー自体の旨味がすごいので十分満足できる。ライスもふっくらと炊かれていて美味しい。全体的にコクがあるが脂っこさがないので食べやすい。

気になるトッピング

周りの客が何を注文しているか気になったので見てみると様々。大体がカツカレーにトッピングをしている。トッピングのメニューが気になったので見てみると「ぎゅうすき」があった。これはあまり見かけないので気になってしまった。「ぎゅうすき」のトッピングをしようと思ったが気づいた時には残り三分の一程になっていたので今日は諦めることにした。その代わり福神漬けをたっぷりと入れた。結構量があったが、美味しくてあっという間に完食してしまった。正直、甘口カレーを甘く見ていたがこれは侮れない。また来たいと思う中毒性があるカレーだった。次回は絶対カツカレーを食べよう!
ご馳走さまでした。

 

店名:上等カレー 新大久保店
住所:東京都新宿区百人町1-7-13
営業時間:11:00~22:00
定休日:年末年始
公式HP:https://www.tokumasa.net/
アクセス:JR線「新大久保」駅より徒歩1分