蕎麦屋のカレー丼「松月」東京都中央区(最寄り駅東京メトロ日比谷線「八丁堀」駅)

8月から始めたカレーブログも早4か月。100軒近くの店でカレーを食べてきました。今年もカレーのことを書いていきますが、ずっとやってみたかったこともやっていきたいな!なんて考えております。これからもどうぞ長いお付き合いをお願いします。

それでは本年一発目のブログいきます。今日は打ち合わせで八丁堀に来ている。早く出て来た為、約束の時間まであいてしまった。
少し早いが、先にランチを食べようか。目指すのは鍛冶橋通りにある創業91年の老舗蕎麦屋「松月」。何度か店の前を通った事があるが、入るのは初めて。

日比谷線B2出口を出て右に曲がり、「鍛冶橋通り」沿い「WISE OWL HOSTELS(ワイズアウルホステルズ)」の隣に「松月」はある。駅からだと1分とかからない距離でとても近い。

色褪せた看板が店の歴史を物語っているようだ。オフィス街の中だが、急にタイムスリップしたかのような昭和の雰囲気に驚く。

八丁堀のはじまり

八丁堀の名前の由来は、船を通すために、八町の長さの堀を作った事から「八丁堀」と言われるようになった。のちに「町」が「丁」へと変化し、現在の「八丁堀」となったそうだ。

気になるコロナ対策

入店するとすぐに「いらっしゃいませ」と迎えてくれた。オープン直後で客は1組みだけ。コロナ禍で密になることが気になるが、これくらい空いていれば安心。店内は広めで40席以上はあるだろう。店員が空いている席を消毒してくれている。例え混んで来ても、きちんと消毒をしていれば安心して食事ができる。こういうところがコロナ禍では重要視されるのだ。

席に座りメニューを確認すると「カレー丼(900円)」を発見!店員を呼びカレー丼を注文した。

豪華なカレー丼

カレー丼を待っている間に店内をみると週刊誌が置かれていたり、棚の上にはTVが置かれていて、昔の蕎麦屋らしい雰囲気が残っている。

7分程するとカレー丼が運ばれてきた。おぼんの上にはカレー丼、蕪の漬物、マカロニサラダ、ネギとわかめが入った味噌汁が乗っている。店員がわざわざ丼の蓋を開けてくれた。カレー丼には分厚く切られた豚肉と玉ねぎがたっぷりと入っている。グリーンピースが添えられ彩が綺麗だ!腹が空いていたのでこのボリュームは嬉しい!

止まらない美味しさ

早速ルーから頂く。スプーンで掬うと豚肉と玉ねぎが出て来た。口に入れるとじゅわっと濃厚な旨みが広がる。美味しい!とても美味しい。豚肉の脂身がルーに溶けだし、深いコクを感じる。鰹だしの香りとスパイスの辛さが後から追いかけてくるので食欲がどんどん出てくる。これぞ止まらない美味しさ!

口の中が辛さでいっぱいになったら蕪の浅漬けで辛さをリセット。辛めのカレー丼には漬物は欠かせないのだ。味噌汁は薄味でさっぱりしていて、具だくさんで食べ応えがある。少しこってりしたものが食べたくなったらマカロニサラダを食べると丁度いいバランスになる。マカロニサラダには、きゅうり、人参、レタス、水菜が入っていて色彩もいい。出汁のきいた辛口のカレー丼はやはり美味しい!パクパクと食べ今日も綺麗に完食!近くに来たときはまた「松月のカレー丼」を食べたい。

ご馳走様でした。

店名:松月
住所:東京都中央区八丁堀3-23-6 安達ビル 1F
予約・問い合わせ:03-3551-5261
営業時間:[月~金]11:00~15:00、17:00~21:30 [土]11:00~14:30
定休日:日、祝
アクセス:日比谷線「八丁堀」駅 徒歩1分