更科 京屋|東京都港区(最寄り駅 JR山手線「田町」駅)

田町と言えばジュリアナ東京。
私の世代よりも少し上の世代が熱狂した伝説のディスコだが、今は跡地がオフィスビルになっているようだ。
時代の移り変わりに少しセンチメンタルになる。憧れのバブルは令和では幻のようだ。
コロナ不景気真っただ中の現在。不景気脱出は出来るのだろうか。
田町で今日は打ち合わせ。前の予定が押していた為、昼食時を逃してしまった。
そろそろ空腹で限界を超えそうなのでランチが食べられる店を探すとしよう。
田町には有名なホルモン焼きの「ホルモンまさる」やカレーの名店「ゼロワンカレーA.o.D」があるのでよく来ているが、今日は「蕎麦屋のカレー」を食べたい気分。
田町駅の近くならそれっぽい店があるはずだ。

三田駅から慶応大学方面へ5分程道なりへ進むと昭和の雰囲気を残す「更科 京屋」が見えて来た。


随分年季が入っているが、町のお蕎麦屋さんのようなどこか入りやすい雰囲気がある。
いざ入店。

昼から蕎麦屋酒

13:30先客でサラリーマンと年配のグループがいた。
年配のグループはまだ昼だというのにビールやら、日本酒やらを飲んでいるようでうらやましくなってしまった。
私も一杯いこうかな。なんて言いたいところだが、休憩中と言えども仕事中なので飲みたい気持ちをこらえて「カレー丼(780円)」を注文した。

お得なセット

注文後メニューをみると丼ものと蕎麦のセットが1000円以下だ。これはかなりお得。セットにすればよかったなと思ったが、時すでに遅し。
待つこと5分弱でカレー丼が運ばれてきた。
多めのライスの上には少な目のルーがかけられている。このルーの量でライスを食べきれるだろうか。少々不安になる。
ルーが少ない代わりなのか、もやしの和え物の小鉢とたくあんとキュウリの漬物、揚げが入った味噌汁がついている。
カレー丼単品で注文したのも拘らず豪華な定食のようだ。

出汁で勝負

まずはルーから頂く、茶褐色のルーはとろりとした優しいとろみがついていて出汁がこれでもかときいている。味付け自体はかなり濃いめ。
具は定番の豚肉と玉ねぎ。シャキシャキとした食感を残した玉ねぎの歯ごたえが心地いい。
味噌汁を一口。ふわりとした揚げ、ネギ、わかめ入りの具だくさん味噌汁は熱々でこちらもカレー同様に出汁がよくきいていて美味しい。
ライスと相性ぴったりだ!

もやしの和え物はラー油が入っているようでピリッとした辛さがアクセントになり、食欲をそそる。たくあんとキュウリの漬物は少々味が濃いながらも、きちんと箸休めの仕事をしている。実にバランスがいい。漬物を完食し、続いてカレー丼、味噌汁を一気に流し込み、ぺろりと完食した。
お腹いっぱい。ごちそうさまでした。
次回はカレー丼と蕎麦にする予定だ。
さて会社にも戻って残りの仕事を片付けるぞ!!

 

店名:更科 京屋
住所:東京都港区芝5-12-9
営業時間:[月〜金]11:00〜14:30、17:00〜20:00[土]11:00〜14:30
定休日:日曜日、祝日
アクセス:JR山手線「田町」駅徒歩5分