蕎麦きり みよた 八重洲地下店|東京都中央区(最寄り駅 JR線「東京」駅)

日本で一番新幹線の利用者が多い「東京駅」は久しぶりに来るとコロナの影響もあり、随分歩きやすい人通りになっていた。以前は外国人も多く、日本語より中国語や、英語が多く聞こえてきたが、今は日本語が少し聞こえるくらい静かになってしまった。

専門店の前を通ると店員が呼び込みをやっている姿も目立つ。活気がないの一言。少し寂しい気持ちになりながら、以前行こうと思っていけなかった小諸そばのアッパーブランド「蕎麦きり みよた」を目指すことにした。八重洲中央口を出てひたすらまっすぐ、八重洲地下街を目指す。ローソンの先に「蕎麦きり みよた」がある。

平日14時近いが、この時間帯でも店舗前に行列が出来ていた。15分ほど待つと店員が検温をしにきた。無事に検温をクリアし、いざ入店。

早さ命、手軽さ重視

今日のお目当ては蕎麦ではなく「蕎麦屋のカレー」。 席に着くと店員が注文をとりに来たので「カレー丼(715円)」を注文。待つこと3分ほどで提供された。「小諸そば」も提供まで時間が早いが、ここも早さは変わらない。忙しい丸の内サラリーマンもとりあえずランチルーティンに入れておこうと思うほどの早さなのだ。しかも目の前で板さんがカレー丼を出してくれるので気分がいい。

値段は手軽だが仕事は丁寧。蕎麦屋にはこういう心地良さが大切だ。

メニューが豊富すぎる?

蕎麦という蕎麦は全部あると言っていいほど蕎麦メニューが豊富。丼ものもかつ丼、天丼、カレー丼と文句が出ないほどポイントがおさえられたラインナップだ。これだけメニューがあると毎日来ても飽きないだろう。蕎麦飲みに使えるメニューも豊富なので仕事帰りにも来たくなる。

満腹にさせるボリューム

提供されたカレー丼は肉の印象しかないほどに肉が多い。肉肉肉!肉祭り状態。もちろん肉も美味しい。カレー丼でしっかり具が入ったのを食べるのは初めてかもしれない。ライスやルーが多いカレー丼はよくあるが、具が多いカレー丼はまずお目に掛かれない。

見た目だけで100点をあげたいくらいだ!肉も多いが、ライスもルーも量が多い。ライスはふんわりと炊かれていてベストな水分量。ルーを含んでもべちゃべちゃにならない。ルーは優しいとろみがついて和風出汁がきいている。この出汁が肉の脂っこさを抑える役割にもなっていてとても美味しい。少し塩味が強く、スパイシーさは殆どなく甘口になっている。

〆のお吸い物

カレー丼には三つ葉が入ったお吸い物と、赤漬けの蕪がついてくる。

やはり丼ものには汁物。私は〆に飲む派なのでカレー丼を完食してから一気に飲み干した。小諸そばの手軽さもあるが質の良さもあり満足感で満たされた。ご馳走様でした。

 

店名:蕎麦きり みよた 八重洲地下店
住所:東京都中央区八重洲2-1 八重洲地下2番通り
営業時間:10:00~22:00
定休日:八重洲地下街に準ず
公式:http://www.sobakiri.jp/
アクセス:JR各線東京駅八重洲中央口より徒歩3分