かのや 新橋駅構内店|東京都港区(最寄り駅 JR線「新橋」駅)

今日は新橋に来ているが昼時なのでささっと「カレーライス」が食べたい。食事処が多い新橋では優柔不断な私は決められなくなってしまう。ここは駅で済ませたいところ。とりあえず銀座口に出るか。改札を右に出て左に行くとあった!!「生そば かのや」。こういう時の私の勘は冴える!

秘技・蕎麦つゆスプラッシュ

外にある食券機のメニューを確認すると「カレーライス(500円)」を発見!迷わず押す。食券を取り、いざ入店。券売機では交通系ICカードも使える。ここは立ち食いそばかと思いきや、椅子がある。

カウンター席が10席程かな?通路が結構狭く、私のような体格の人間は気を使わないといけないので後ろを通るときは慎重になる。うっかりぶつかってしまうと「蕎麦つゆスプラッシュ」をお見舞いしてしまうことになるので。カウンターで店員に食券を渡し、気を使いながら奥の席に着席した。

鰹節の違い

そばつゆと言えばメインは鰹節だが、鰹節には種類があり、「荒節」と「枯節」がある。荒節は熟成はさせず、煮て燻すので鰹の魚っぽさが残り、味噌汁や、そばつゆに適している。枯節は荒節の工程に天日干しとカビ付けを繰り返し2年から3年ほど熟成をさせるため完成まで時間が掛かるのだ。枯節はまろやかなコクがあり、あっさりしているのでお吸い物などで使われている。私はやはり馴染みのある荒節が好きだ。

さすが新橋の蕎麦屋!

食券を渡すと元気のいい兄ちゃん店員がちゃちゃっとカレーを盛り付けて出してくれた。1分も掛かっていない!さすが忙しいサラリーマンの街新橋。仕事が早い!先にいたサラリーマンは私より早く注文しているはずだが、カレーの方が早く出て来た。ちょっと申し訳ない気分になりながらカレーを頂くとしよう。白く、丸い浅めの皿にルーとライスが盛られ、赤い福神漬けが添えられている。見た目はマイルドそのもの。黄色味がかった茶色は大学の食堂なんかでよく見る色合い。ルーを一口頂く。とろとろとした柔らかなとろみがあるが、さらさらという表現が近いかな?後味に辛さが残るが全体的に甘口。具は大きめにカットされたじゃがいも、たまねぎ、ごろごろとした豚肉バラ。肉の存在感はありながらも、脂っこさがない。

最後の砦

ライスは量が多めで、食べているとルーが少し足りなくなってしまった。カレーを食べているとこういうシーンってよくあるよね。なんて思いながら、残りは福神漬けで頂き完食した。提供までがとにかく早い。蕎麦屋の鑑と言える店。甘口のカレーは疲れた心を癒してくれた。

ご馳走様でした。

 

 

店名:かのや 新橋駅構内店
住所:東京都港区新橋2-17-14
営業時間:7:30~23:00
定休日:無休
公式:http://www.kanoya-g.jp/soba.html
アクセス:JR線「新橋」駅より徒歩1分