立喰そば きうち |東京都中央区(最寄り駅東京メトロ日比谷線「人形町」駅)

人形町といえば、高級すき焼き、しゃぶしゃぶの今半が有名だが、その今半からレトルトカレーが出ているのはあまり知られていない。「黒毛和牛ビーフカレー」は一つ810円とレトルトカレーとしては高級だが高級店の味が手軽に味わえるのでおすすめだ。
昔はレトルトカレーと言えば、非常食や、手抜き飯のイメージが強かったが、最近はお店で食べるのと変わらないほどに美味しいのが出ているので侮れないのだ。
近いうちにこちらのサイトでも私のおすすめレトルトカレーが紹介できたらいいなと考えている。ちなみに日本のレトルトカレーは3000種以上あるらしい。一日3食として3000種を食べるとなると2年7か月もかかる。
カレーファンの方には全種類制覇を挑戦してもらいたいところだ。食べているうちに新たなカレーが出ることが考えられるので実数はもっと多くなると思うが。
私も定年を迎えたら挑戦してみようかな。ちなみにレトルトカレーの始まりは宇宙食で、アポロ計画の時にレトルトパウチでカレーを持って行ったことが始まりらしい。宇宙食を日常的に食べているなんて少し不思議な気持ちになる。

駅近の人気店

さて今日も「カレーライス」を食べに行こうか。
今日は口コミでも評価が高い「立喰そば きうち」を目指す。場所は、日比谷線の人形町駅A2出口を出て「人形町通り」を北に進む。左手に「文教堂書店」が見えたら、50mほど進むと、左手に黒い外壁の店がある。そこが「立喰そば きうち」だ。時間としては徒歩1分なのでアクセスも抜群だ!

どことなく外観が蕎麦屋というよりはラーメン屋に近い。店内もラーメン屋の雰囲気。

破格のカレーライス


券売機は店外と店内の両方あるようだ。たまにこういうタイプの蕎麦屋があるが、なぜ両方にあるのか理由を知りたいといつも思う。しかしここは店内の券売機のみのメニューがあるようだ。


券売機を確認すると「カレーライス(390円)」があった!立ち食いとはいえ、いくら何でもリーズナブル過ぎないか!この立地でこの価格はまさに破格!
ちなみに券売機で使用できる紙幣は千円札のみで、5千円、1万円を使用するときは店内で注文する。

「カレーライス」の券を取り店内のカウンターへ置いた。
スピードも妥協なし。2分程でカレーが出来上がった。

パーフェクト蕎麦屋のカレー


白い丸皿には、ライスとルーが半々に盛られ、わかめとねぎの味噌汁、赤い福神漬けもセットで出て来た。これで390円は儲け度外視じゃないか。ファンが多いのも納得だ。
たとえこのカレーが美味しくなくても私的には100点をあげたいと思いながら茶色いルーを一口。うーん!!コク深い!!美味しい!ビーフの旨味と玉ねぎの甘みが溶け合い絶妙なハーモニーを生んでいる。


家庭のカレーを少しさらさらにしたくらいの粘度があり、ライスがルーを吸い込むので食べやすい。辛さはさほどでもないがスパイスの香りもあり、よく煮込まれた牛肉の旨味を引き立てる。
ここまで完璧な味が蕎麦屋で食べられるなんて感動的だ!味噌汁もわかめとねぎがたっぷり入っていて美味しい。出汁もしっかりきいている。パクパクと口へ運び、あっという間に完食してしまった。


立地、価格、味全てにおいて死角なし!今後も通うしかないな。
こういう出会いがあるからカレーはやめられない。
ごちそうさまでした。

 

店名:立喰そば きうち
住所:東京都中央区日本橋人形町1-18-8
営業時間:[月~金]7:00~17:00[土]11:00~17:00
定休日:日曜、祝日
アクセス:東京メトロ日比谷線「人形町」駅徒歩1分