名代 富士そば 五反田店|東京都品川区(最寄り駅 JR 線「五反田」駅)

JR線、東急池上線、都営浅草線が乗り入れる五反田駅はクールビズを着たサラリーマンが忙しそうに歩く姿が目につく。時計を見ると昼時、この後打ち合わせがあるのでぱぱっと昼を済ませたい。簡単にランチが食べられそうな店を探すため駅前を歩く。「五反田」には有名な立ち食いうどん「おにやんま」やハンバーグの名店「ミート矢澤」などグルメ通にもお馴染みの店があるが、時間がないので日本一有名な蕎麦屋「名代富士そば」へ行くことにした。

場所は五反田駅東口を出てすぐの交番の向かいにある。「富士そば」は誰でも一度は入った事があるだろう。必ず駅の近くにあるのでこういう時間がないときにはありがたいのだ。

店舗に入ると立ち食いと思いきや、椅子が固定されている。ここは着席出来る富士そばのようだ。この後打ち合わせなのでつゆが飛ぶのも嫌だ…なので「カレーライス(450円)」を選択する。

普通の美味しさ

買った食券を店員に渡して5分程で「カレーライス」が出て来た。茶色い色見が「ザ・家カレー」といった感じ。福神漬けの赤い色がアクセントになっていてる。

まずは一口。それほど強くはないが、スパイシーな香りがして食欲をそそる。どろどろというよりは「とろとろ」としていて脂っぽくも、粉っぽくもない。ライスも家で出されるような固さで、普通。

具は、じゃがいも以外はほとんど存在感がなく、玉ねぎはたぶん入っているだろうという感じ。かすかに人参の存在が確認出来る。肉は細かく刻まれた牛肉が入っていて、旨味、脂身がほとんどない肉だったので牛肉と特定するまでに時間が掛かった。最初から福神漬けが添えられていたが、個人的にはもう少し添えて欲しかった。見た目の平凡さとは裏腹にとても美味しいカレー!後味がすっきりしていたのでぺろりと完食!

スパイスの効果

 

国民食になっている「カレーライス」だが、体にいいこと尽くめなのだ。今年は1ヶ月半も続いた梅雨が明けたと思ったら、今年ほど「観測史上最高気温」という言葉を多く聞いた夏はない。気温の変化で夏バテや食欲不振の人も多くいるに違いない。こんな時こそ疲れや老廃物を出す為にカレーを食べるべきなのだ。大抵のカレーには消化不良改善の作用があるターメリックや血行促進作用がある玉ねぎが使われている。夏バテにはもってこいの食べ物なのだ。疲れているときにはとりあえずカレーを食べればいい。最近では至る所でメニューにカレーが置かれているが、だからこそ奥が深く、カレー一つ一つに個性が出る。「富士そば」のカレーは普通だがカレーらしいカレーなので是非食べて欲しい。

 

店名:名代 富士そば 五反田店
住所:東京都品川区東五反田5-27-6 第一五反田ビル
営業時間:24時間営業
定休日:無休
アクセス:JR線、東急池上線、都営浅草線「五反田」駅、徒歩2分