とんかつ檍のカレー屋 いっぺこっぺ 飯田橋店|東京都千代田区(最寄り駅 JR線「飯田橋」駅)

ここ数週間灼熱の暑さが続き、ぐだついている自分に活を入れたくなった。活を入れるにはカツだけに「とんかつ」だ。とんかつと言えば「檍」じゃないか?以前、銀座の檍が満席で入れなかったことがあったので檍に対しては必ず行かなければいけない店という意識があった。そういえば、「とんかつ檍のカレー屋」があったよなと思い出し、会社からほど近い飯田橋にある「とんかつ檍のカレー屋 いっぺこっぺ 飯田橋店」に行くことにした。ここなら「カレーライス」と「とんかつ」を同時に食べることが出来る。飯田橋と言えば「神楽坂」だが「とんかつ檍のカレー屋 いっぺこっぺ 飯田橋店」は神楽坂とは逆側にある。神楽坂といえばフランス。「旧東京日仏学院」があるためやたらとフランス人が多い。フレンチビストロも多い。フランス料理と言えば「豚肉」を使う料理が多く、もともと「とんかつ」はフランス発祥の料理だが、それも関係しているのだろうか?何となく「檍」が出店するのには違和感がある場所だ。店舗は有楽町線の飯田橋駅から徒歩7分程。メトロの飯田橋駅は構内がぐちゃぐちゃしているので地上に出るまで時間が掛かり結構ストレスになる。「JR飯田橋駅」を使うことをお勧めする。

さすがとんかつの名店

駅を出て店に向かう途中にノスタルジックな純喫茶がいくつもあり、これもまた味があっていい。7分程歩くと目白通り沿いにとんかつ檍のカレー屋 いっぺこっぺ 飯田橋店」が見える。店内入り口に食券機があり、食券を購入。初めてということで一番人気の「ロースカツカレー(1,200円)」にした。店内に入ると満席で100%男性客。女性一人だと入りずらい。コの字型のカウンター奥に着席、食券を渡し、15分程で「ロースカツカレー(150g)」が提供された。ライスとキャベツの上に分厚いとんかつがどーんと鎮座。見よ!この存在感を!!

主役の取り合い

ルーは安心感がある茶色いルー。家のカレーと似ているぞ。見るからに美味しそう。まずはルーを一口。辛い!!!美味い。スパイスの香りもいい。はっきりとしたスパイスの辛みと香りが感じられる。「かつカレー」なのでルーはおまけくらいかなと思っていたが大間違い!しっかりとした存在感がある。ルーの中にも、ころころとした豚肉が入っていてこれも柔らかくて美味しい。肉尽くしなので肉好きな私には大変嬉しい。

塩で味変?

ライスは多め、固めでしっかりしている。次にとんかつを実食。ソースが結構すっぱい。せっかくなのでおすすめの岩塩をつけて味変も楽しもう。さて塩でどこまで変化するのだろうか。

まずは「ピンクロックソルト」
はっきりとした塩味があり、とんかつの味が引き締まる。

次に、おすすめの「ヒマラヤ岩塩ナマック」
うん?なんだかゆで卵みたいな香りがするぞ。しかし旨味がある。これはとんかつの旨味を倍増させてくれた。これも癖があるがいい。

最後は1番見た目が普通な「テキサス岩塩」
これは美味しい!!!とんかつに1番合う。塩味は強すぎず、縁の下の力持ちという感じで、とんかつの美味しさだけを引き立たせる。塩だけでこんなにも味が変わるのか…塩侮れない!ソースは酸味があって最初の一口目はしっくり来なかったが、後半油に飽きてくると酸味がさっぱりして丁度いい。食べ方としては最初に塩、後半にソースと味を変えると飽きが来なくて食べやすい。檍の豚肉は「SPF豚」を使用しているため病気に強く、もちもちとした食感と甘みが特徴とのこと。確かにもちもちとした弾力と甘みがあって美味しかった。評価として評判通り。カレーもとんかつも凄く美味しくて凄いという言葉しか出てこない。「檍」のカツカレーは200点なのだ!普通のカツカレーがとんかつ50点、カレー50点のところ檍はとんかつ100点、カレー100点。どちらも主役。本気のカツカレーだ。味と質を考えると1200円でこのクオリティは考えられない。お得すぎるので是非行ってほしい。ボリュームがかなりあるので空腹で行くことをお勧めする。

 

店名:とんかつ檍のカレー屋 いっぺこっぺ 飯田橋店
住所:東京都千代田区飯田橋1-7-11 ダン・リーガルビル 1F
営業時間:11:00~15:00(ランチタイム)17:00~21:00(ディナータイム)
定休日:日曜
アクセス:JR線「飯田橋」駅より徒歩7分