信濃|東京都豊島区(最寄り駅JR山手線「池袋」駅)

今日は池袋でランチを食べようと思い会社から歩いて来てみた。普段は東口ばかりなのであえて、西口に出てみるか。池袋の西一番街はメイン通りを外れると、大人の歓楽街だが、メイン通りは手軽なラーメン屋や回転すし屋があったり昼でも利用しやすい。以前から気になっていた蕎麦屋「信濃」があるので、いってみよう。場所は池袋西口から3分程。「西一番街」の「熊本ラーメン桂花」と「カラオケの鉄人」の向かいにある。周りに派手な看板が多いせいか目立たないが、「そば処信濃」と書かれた提灯が出ている。「信濃」といえばやはり信州。ここも「信州蕎麦」を出しているのだろうか。

コロナ対策万全

入り口は開けられ、消毒液が置かれている。ここで消毒するようだ。
入店し店内を見るとビニールカーテンやアクリル板が設置され、コロナ対策は万全と言ったところ!昼時もあってとても混んでいる。通された席に座りメニューを確認。「カレー丼(880円)」があった。店員を呼び注文を伝えると「セットにしますか?」と聞かれたが「単品でお願いします。」と伝えた。5分程待つとカレー丼が出て来た。

信州といえばやはりあの味

おぼんの上にはカレー丼、長野名物「野沢菜」が乗っている。店名が「信濃」というだけのことはある。
私は野沢菜が好きなのだが長野に出張にいくときは必ず買う。友人の実家が長野で、里帰したときに友人の母が漬けた野沢菜をもらうのをとても楽しみにしている。家によって甘かったり、しょっぱかったりその家の味があるので近所同士で交換することもあるようだ。野沢菜は浅漬けが一般的だが、発酵が進んで飴色になった本漬けもまた美味しい。

強い塩気

カレー丼では珍しく、赤色が強い褐色のカレー丼。白い蒲鉾が入っている。蒲鉾はお正月くらいしか食べないから、ちょっと特別感があるな。
まずは一口。和風だしの風味が口の中いっぱいに広がり、スパイスの辛さはなくマイルド。塩味が強く、ご飯が進む。蕎麦とのセットであればベストマッチの強い塩気といったところ。汗をかいた後に丁度よさそう。

ハートのチキン

付け合わせの野沢菜はさっぱりしていて、カレー丼の間に食べると口の中をリセットしてくれる。野沢菜はこういうときにも実に優秀だ。具はゴロゴロとした鶏肉と玉ねぎ。下味がしっかりしていてカレーの味に全く負けておらず噛めば噛むほど、肉の旨味が出てくる。偶然かそれともお店の計らいかハートの鶏肉。肉の代わりに蒲鉾がはいっていることはあったが両方入っているのは珍しいな。出来れば見た目もいいので蒲鉾と肉は両方入っていてほしい。
今日もしっかり完食。ご馳走様でした。

店名:信濃
住所:東京都豊島区西池袋1-40-6
予約・問い合わせ先:03-3971-3975

営業時間:11:30~14:30、17:00~24:00
定休日:日曜日
アクセス:JR山手線「池袋」駅 徒歩3分