長寿庵隼町|東京都千代田区(最寄り駅 東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅)

今日は営業で半蔵門に来た。半蔵門と言えば服部半蔵。半蔵門の名前の由来は守っていた服部半蔵から名前をとったと言われている。そんな服部半蔵は忍者だったとも松尾芭蕉だったとも言われている。謎が多い松尾芭蕉(服部半蔵)だが、一番興味があるのが松尾芭蕉の「かごめかごめ」は徳川埋蔵金の場所を歌っているという話。しかも日光東照宮に埋まっている様だ。宝探しとか、埋蔵金にはロマンを感じる!たまに特集がTVで放送されていると目が離せなくなってしまう程だ。いつの日か徳川埋蔵金が掘り出されるところを見たいというのが私の夢でもある。ロマンあふれる話もいいが、お腹も空いたので仕事前に「カレーライス」でも食べるか。半蔵門駅の1番出口を出て、永田町方面に徒歩3分程歩くと通り沿いに「長寿庵」がある。年季を感じる佇まい。外観からして美味しそうな蕎麦を出しますと言っている感じがするぞ!これは期待出来そうだ。

職人のカレー丼

早速入店。家族経営のようで3世代で店を切り盛りしている。店内も外観と同様に年季を感じる椅子やテーブルが置かれている。この感じ蕎麦屋らしくていいじゃない!通された席に座り、メニュー確認すると「カレー丼(900円)」が目についた。ここは迷わず「カレー丼」!店員を呼び、注文する。3分ほどでカレー丼が出て来た。

旨味爆発!具だくさんカレー丼

お盆の上には丼、お椀、漬物の小皿が乗せられている。おおっ!ルーの上に生卵が鎮座している!見た目は100点!美しい。まずはルーを一口頂く。辛い。「蕎麦屋のカレー」では珍しくはっきりとした辛さがある。豚肉と玉ねぎがこれでもかと入っている。

折角なので気になる卵を崩し、ルーと一緒にぱくり。卵のコクがルーに混ざり一気に違う食べ物に変化した。出汁の風味も感じ、マイルドで美味しい!やっぱり卵は合う!

これぞ江戸っ子の味。黒いお椀

ここでお椀を開けると真っ黒!どうやらお吸い物の様だ。一口飲むと醤油の香りとかつお節の味がする。お吸い物に醤油とは江戸っ子のお椀って感じがする。これはこれで有りだ。色々なカレーを食べ歩いていると、たまにこういった意表をつくものがでてくるので面白い。再びルーを口へ運ぶ。豚肉の旨味が口いっぱいに広がった。この豚肉だけでもライスが進んでしまうほどに存在感がある。

口の中がこってりとしてきたので、白菜の浅漬けを食べる。薄味でさっぱりしていてこれもいい。全体的にメリハリがあるので飽きずに完食。実に美味しいカレー丼だった!さてエネルギーも補給したし、午後の仕事も頑張るぞ。
ご馳走様でした。

 

店名:長寿庵隼町
住所:東京都千代田区隼町2-15
営業時間:月~金【昼】11:00~15:30【夜】16:30~20:00、土曜日【昼】11:00~15:30
定休日:日・祝
アクセス:東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅より徒歩3分