中村屋 |東京都新宿区(最寄り駅 東京メトロ 東西線「早稲田」駅)

今日は早稲田で打ち合わせ。早稲田と言えば「早稲田大学」が有名だが、早稲田大学は東大に次ぎ、総理大臣を多く輩出している。早稲田大学の創設者である大隈重信は、外務大臣就任時に不平等を無くすために尽力していたが、反対する組織に狙われ襲撃で足を失っている。明治と大正で2度総理大臣になっているが、当時は国のトップに立つのは命がけだったのだ。そういった逸話があるので早稲田に来るときは胸が熱くなるのだ。

打ち合わせ前に少し時間があるので蕎麦屋で「カレーライス」でも食べようか。たしか、「早稲田大学」近くに蕎麦屋があったはずだ。地下鉄東西線の早稲田駅2番出口を出て、夏目坂通りを駅を背にし、直進すると、餃子の王将が見えるのでそのまま直進。Y字路を右方向へ進むと、道路の左側に中村屋がある。味のある手書き調の看板が目印だ。

暖簾をくぐり入店。年配の男性店員が一人で接客しているようで、少し入口で待つと席へ案内してくれた。

テーブルのメニューを確認すると一番最後のページに「カレー丼(1,000円)」を発見。カレー丼を注文すると5分程で出て来た。

餡かけカレー

濃い茶色に餡かけのような透明感のあるルー。長めに切られたネギがごろごろ入っているのが見える。まずはルーを一口。出汁の香りが強いが、カレーらしい香りはない。カレー風味の餡かけご飯という表現がピッタリだ。片栗粉がたくさん入っているせいか、とろみがプルっとしている。具はネギの他に豚肉がごろっと入っているが、火が通り過ぎておらず、ジューシーで美味しい。ネギのシャキシャキとした歯ごたえもいいアクセントになっている。小口切りにされたネギはよくあるが、なかなかここまでダイナミックに切られたネギにはお目に掛かれない。野菜も切り方一つで印象が変わる。こういう切り方は大いに有りだ!ふっくらと炊かれたライスはたっぷりと入っているので食べ応えがある。辛さは辛すぎず、甘すぎず程よい中辛。出汁がきいているので、余計に優しく感じる。箸休めのキュウリ、ニンジン、大根の漬物は丁度いい塩加減で口の中をさっぱりとせてくれる。

魅惑の赤だし

味噌汁は赤だし。赤だしの味噌汁は私の好物なのでとても嬉しい。これだけでごはんをおかわりしたくなる。ほっとする味わいで五臓六腑にしみわたる。メインはカレー丼だというのに、ついつい味噌汁とライスで進んでしまう。ライスをルーよりも先に食べつくしてしまったが、残りはルーだけで完食した。お腹いっぱい、心も満たされてので、この後の打ち合わせも頑張れそうだ!
ご馳走様でした。

 

店名:中村屋
住所:東京都新宿区喜久井町19
営業時間:11:30~19:00( 19:00以降は予約のみ)
定休日:木、第三水
公式:http://kikuicho-nakamuraya.com/index.html
アクセス:東京メトロ東西線「早稲田」駅より徒歩5分