石切橋 浅野屋|東京都文京区(最寄り駅有楽町線「江戸川橋」駅)

今日は初めての取引先訪問で江戸川橋に来ている。

実は江戸川橋に来るのは初めてなので少しそわそわしている。このそわそわってなかなか味わえないんだよな。約束の時間より少し早く着いたので、カレーを食べる時間があるな。そう思いながら歩いていると、立ち食い蕎麦の「豊しま」を発見!!ここは「厚切り肉そば」が有名なのだが、カレー丼や、カレーライスがないのであえなく断念。そのまま目白通りを直進し、神田川を渡ると「石切橋浅野屋」を発見!!おお!これはまさしく蕎麦屋!モノトーンの看板がシックでいい。江戸川橋駅の4番出口からだと3分程だろうか。カレーがあるか分からないが一か八か入ってみるか…暖簾をくぐり入店。

消えたカレーライス

13時過ぎだが、ほぼ満席。タイミングよく席が空いたのですぐに座る事が出来た。テーブルのメニューを確認するとカレー丼を発見!!一か八か入ってみたが今日もカレーアンテナがしっかり反応していたようだ。気になったのが、「カレーライス」が消されていたこと。「カレーライス」も「カレー丼」もベースは同じなのでは?と疑問に思ったので店員に聞いてみることにした。聞くと、「カレーライスは今お休みしています。」とのこと。詳しい理由は分からなかったが、ひとまず「カレー丼(980円)」を注文した。

プルプルカレー丼

待っている間に店内を見ると色々な銘柄の焼酎や日本酒が置いて有り、蕎麦屋飲みにもよさそうな雰囲気だ。10分程でカレー丼が運ばれてきた。カレー丼、味噌汁、漬物の3点セットはやはり鉄板!今日は漬物から頂こう。漬物はきゅうりの糠漬けとたくあん。糠漬けは少し酸味があり、古漬けに近い味がする。たくあんは甘みがあり、よくあるたくあんといったところ。次にカレー丼を頂く。茶褐色のルーは片栗粉が多く、とろとろのルーというよりは、プルプルとしたとろみがついている。スパイスの辛さはなく、鰹だしの香りと醤油の香りが口の中に広がり幸福感で満たされる。実に蕎麦屋のカレーらしい味わいだ。絶妙な水かげんでふわっと炊かれたライスはルーを吸い込み食べやすい。具は厚みのある豚肉とシャキシャキとした玉ねぎが入っていて出汁に負けない旨味がある。

バランスがいい味噌汁

味噌汁は熱々で豆腐と長ネギが入っている。出汁がきいているが、濃すぎず、薄すぎず丁度よい濃さで美味しい。この味噌汁だけでライスが進んでしまうような美味しさだ。カレー丼についてくる味噌汁は美味しい事が多いが、ここの味噌汁は特に美味しい!美味しさで一気にかき込み本日も完食!美味しいカレー丼で心も満たされた。
仕事も頑張るぞ!江戸川橋に来たらまた「石切橋浅野屋」へ寄りたい。
ご馳走様でした。

 

店名:石切橋浅野屋
住所:東京都文京区水道2-5-8
営業時間:[火~金]11:30~15:00、17:30~20:00[土]11:30〜15:00
定休日:日曜日、月曜日、祝日
アクセス:東京メトロ有楽町線「江戸川橋」駅 徒歩3分