そばダイニング 凛や |東京都豊島区(最寄り駅西武池袋線「池袋」駅)

先日、会社の同僚から池袋駅の駅ナカに美味しい蕎麦屋があると聞いた。
場所が駅ナカとは聞いていたので、東京駅の地下にある一番街のような誰でも入れる施設をイメージをしていたのだが、目的の店は違った!西武線の池袋駅の<改札内>だったのだ。

駅で迷子

よく調べて行けばよかったのだが、場所が分からず、駅員に聞くまでJRのコンコースをまわったり、ちょっと迷ってしまった。西武線の駅ナカとはどうりで見つからないはずだ。

改札内の店ということだが、これはどうやって入れば良いのだろうか?行先もなく切符を買うのか?当然定期は無いし。なので駅員に聞いてみた。結果は「入場券を買って入場してください」とのこと。「入場券?」初めて聞いた。普段PASMOにチャージしている私は「入場券」の存在を知らなかったのだ。この入場券は駅ナカの店を利用したり、トイレを使ったり、見送りの時に購入するらしい。150円の入場券で入場したが、なかなか入場券というものを買う機会がない。カレーを食べるためだけに入場券を買ったので少し損した気分になったが、美味しいカレーの為ならなんてことないのだ。

改札に入って左手に目的の「そばダイニング 凛や」があった。外観は空港に入っていそうなモノトーン。

便利な券売機

一瞬、お洒落で逆に入りづらいかなと思ったが、入り口の券売機が安心させてくれた。しかも券売機は2台もあって、これなら忙しい時間でも行列になることはないだろう。使える紙幣は1千円と2千円。高額紙幣は使えない券売機なので注意が必要だが、ここは駅ナカらしく、電子マネーPASMO・Suicaでの支払いができるのは嬉しい仕様だ。

池袋なのに新宿?

券売機を確認すると「新宿カレー」を発見!ここは池袋だが「新宿カレー」?もしかしたら本店が新宿なか、創業の地が新宿なのか?などと想像しつつ「新宿カレー(530円)」のボタンを押す。出てきた食券を押し、店員へ渡す。あっという間、1分ほどの早さで出来上がった。

冷たい?カレー

白いカレー皿には黄色いさらさらとしたルーと、ふわりとしたライスが盛られている。うん?皿が冷たいぞ!!専用の冷蔵庫に入れて冷やしていると思われるが、温かいカレーを盛り付けるのに、冷たい器というのはちょっと納得出来ない。まずは、一口いただく。

口当たりはサラッとしていて、中辛くらいの程よいマイルドな辛さがある。蕎麦屋のカレーらしい出汁の香りはない。ルーは片栗粉を使っておらず、カレーライスのルーといった感じ。具は玉ねぎ、牛肉が入っていてルーと溶け合って美味しい。しっかりと煮込まれて甘みのある玉ねぎは全体のバランスをとっている。さらさらとかき込み本日も完食。
ごちそうさまでした。
駅ナカということで来店ハードルは高いが、入場券を払って入る価値があるカレーだった。
因みに、通常の営業時間は「6:30〜23:00」だが、今は新型コロナウィルス感染拡大防止に伴い、下記のように案内がされていたので注意して欲しい。
<平日>    6:30〜22:00(LO. 21:50)
<土・日・祝> 8:00〜22:00(LO. 21:50)

 

店名:そばダイニング 凛や
住所:東京都豊島区南池袋1-28-1 西武池袋駅構内 B1F
営業時間:16:30~23:00
定休日:不定休
アクセス:西武池袋線「池袋」駅徒歩0分