カリ~アンドスパイスバルカリ~ビト|東京都千代田区(最寄り駅 JR中央線「飯田橋」駅)

千代田区はカレー区と言っても過言でないほどカレーの名店が多い。神保町、飯田橋、淡路町、丸の内は老舗のカレー専門店から、新鋭のおしゃれカレー店までと幅広い。今日は口コミでも評価が高い「カリ~ビト」を目指して、カレーの激戦区「飯田橋へ」向かった。何度となく美味しい「カレーライス」を求めて飯田橋に来ているが、今日は特に期待している。なぜなら路地裏にあるカレー店は、ハズレがないから。きっと間違いなく美味しいだろう。しかし過度な期待は禁物なのも知っている。

場所は東西線以外のメトロ線で来る場合はA4出口(東西線の場合はA5出口)から出て目白通りを2分程歩き、「飯田橋三丁目」交差点を過ぎた一つ目の路地を左に入ると見えてくる。平日の13時に来たが、すでに2人並んでいた。さすが人気店!入り口には「このままお待ちください」の文字。その下にはコロナ対策のためのポリシーが書かれている。この時期だとしっかり対策をしているかどうかも入店動機になる。ここは大丈夫そうだ。

路地裏の人気店

15分ほど待つと店内から3人出てきて私を含めた待ち客全員が入店できた。店内に入ると左側に小さな券売機がありそこで食券を買うようだ。初めて来たので店員におすすめのカレーと人気のカレーを確認。おすすめは日替わりの「豚バラとブロッコリーのカリー」、人気は定番の「チキンカリー」。「お好きなカリー2種(980円)」を注文すると両方選べるとのことなのでそれを選択!通された席に座り食券を渡す。席には店主のカレーへのこだわりとポイントカードの説明が書かれている。ポイントカードは還元率がよく、12時台を外せばランチでもポイントが2倍になる。ポイントが貯まるとトッピングやドリンクをサービスしてくれる。しかも嬉しいことに来店2回に1回はサービスが受けられる。これは通うしかない。5分程待つと、待ちに待ったカレーが出て来た!

ほかほか炊き立てライス

黄色が眩しい!!見るからに美味しそう!!カラフルな色合いの付け合わせも気になる!まずは黄色いライスを一口。ターメリック特有の苦みと香りが広がる。ライスは程よい水分で炊かれていて美味しい。

ここはこだわりにも書かれているように、ライスは一日分を一気に炊かず、少量ずつ炊いて、炊き立てを提供しているようだ。こんなに手間がかかることをやるなんて感激だ。

酸っぱいトリオ

お次は、気になる付け合わせ3種類をを実食。ニンジンを千切りにしたアチャールはレモンを使ったような優しく爽やかな酸味とニンジンの甘みを感じる。これはカレーの合間に食べるとよさそう。芝付けのような赤紫色の付け合わせは紫キャベツのザワークラフト。ちなみにザワークラフトとピクルスの違いは、自然発酵で酸味を出すのがザワークラフト。お酢を使うのがピクルス。これも強い酸味はないがキャベツの甘さとほのかな酸味がある。白い野菜は白菜のサラダでこちらにはクミンと甘酸っぱいドレッシングがかかっている。これはカレーに混ぜても合いそう。

香りとコクの「カリー」

一通り味見が済んだので、「豚バラとブロッコリーのカリー」を頂く。トマトの香りと酸味が広がる。ラストでココナッツミルクの香りが追いつく。ココナッツミルクだけでは出せないコクをヨーグルトで補っているようで全体的にまとまりがあって美味しい!豚バラを食べてみる。噛むと口いっぱいに旨味が広がる!!うーん!最高!!豚バラはごろごろと大きくカットされ、食べ応えがあって凄く美味しい。程よい辛さがルーを引き締めている。

次は「チキンカリー」を頂く。クローブの香りと玉ねぎの香りがふわっと広がり、美味しい!!後から後からどんどん食べたくなる。チキンはよく煮込まれていてほろほろと崩れ、程よい辛さがある。油は殆ど使われていないようでさらっとしている。ニンジンのアチャールと混ぜて食べると、アチャールの酸味がルーの中できいてくるのでさらに食欲が出てくる。もう止まらない!トッピングされた生の玉ねぎも混ぜるとアクセントになって美味しい。カレーには炒められた玉ねぎが使われているが、生は食感も香りも違うのでカレーに入っているとより美味しくなる。もう終わり?と思ってしまうほどあっという間に完食してしまった。

「カリ~ビト」の「チキンカリー」、「豚バラとブロッコリーのカリー」カレーは香り、酸味、コクのバランスが絶妙でたまらなかった!味もいいが、サービスも充実しているのでこれからも通いたい。
ご馳走様でした。

店名:カリ~アンドスパイスバルカリ~ビト
住所:東京都千代田区飯田橋3-2-6 フィルパーク飯田橋 1F
予約・問い合わせ:03-6265-6960
営業時間:[月〜金]11:30〜14:30/17:30〜22:00
定休日:土日祝
アクセス:JR中央線「飯田橋」駅より徒歩5分