すがわら |東京都新宿区(最寄り駅東京メトロ有楽町線「市ケ谷」駅)

今日は市ヶ谷の釣り堀に来ている。ここの釣り堀はその昔、江戸城のお堀だったのだが、再利用して釣り堀にしている。お城で釣りをしてるなんてなんだか罰当たりな感じがするが、コロナ禍でできるアクティビティが限られている今は大変ありがたい。
釣果は1時間で鯉が3匹釣れた。まずまずだが、集中するとお腹が減ってくる。時間も丁度昼時だし、この辺でランチでも食べるか。この辺はあまり土地勘がないので、「食べログ」を使って近くの蕎麦屋を検索!「すがわら」を発見。靖国通りの「八幡前交番」を過ぎてファミリーマートの角を左に入り、一つ目の角を右に曲がるとマンションがあり、その1階に「すがわら」があった。入口は一段低くなっていて、見るからにこじんまりといった蕎麦屋だ。
早速入ってみよう。

期待膨らむ「旨カレー丼」

空いてる席に座り、テーブルのランチメニューを手に取る。
「旨カレー丼(900円)」「カツカレー丼(980円)」が目についた。カツが乗っても80円しか変わらない。これはかなりお得だ。しかし今日の気分はカツじゃなくカレーをとことん味わいたいし、「旨」と付けているということはそれなりにこだわりが強いに違いない。よし!「旨カレー丼」に決定!
店員を呼び「旨カレー丼」を注文する。

仕込みは丁寧に、提供は素早く

1分弱で「旨カレー丼」が出て来た。早い!とにかく早い!あっという間とはまさにこのこと!ビーフシチューのような濃い飴色のルーと純白のライスが味のある深皿に盛られている。手が込んでいる感じが見た目からもわかる。飴色のルーをすくうと、牛肉、人参、ジャガイモの具が確認できた。どの具材も小さく切られているので具というよりも、ルーの一部として存在しているようだ。熱々の味噌汁にはキャベツがたっぷりと入っていていい香りがする。

カレー丼?カレーライス?

まずは一口食べてみよう。
とろとろとしたテクスチャーのルーは牛肉のコクと、スパイスの香りが感じられライスと相性抜群だ!スパイスの辛さもありパクパクと食べられてしまう。蕎麦屋にあるような餡かけ風の「カレー丼」ではなく、名前はカレー丼なのだが、「カレーライス」らしいカレーライスなのだ。なんといっても特徴的なのがスパイシーな香辛料の辛さと香り。

カレーの定義

カレー丼とカレーライスの定義ははっきりと決まっていないのかもしれない。
言われているのが、カレー丼はカレールーを出汁で伸ばしてライスにかけたもので
カレーライスは出汁を入れないものという認識だったが「すがわら」の「旨カレー丼」は出汁が入っていなかった。でも作っている人がこれはカレー丼なんだといえばカレー丼になるのかもしれない!例えるなら「ざるそば」と「もりそば」の違い程のことではないだろうか。
これからもカレー道を極めてその答えを見つけたい。
ご馳走様でした。

 

店名:すがわら
住所:東京都新宿区市谷本村町3-3 ヒエダビル 1F
予約・問い合わせ先:03-3267-6266

営業時間:[月~金]11:30~14:00
定休日:土、日、祝
アクセス:有楽町市ケ谷」駅 徒歩3分