そじ坊 八重洲北口店|東京都中央区(最寄り駅 JR線「東京」駅)

日本最大の専門店が入るターミナル駅「東京駅」だが、実はゆっくり歩いたことがない。普段は新幹線に乗るときに使うくらいなので、駅中で終わってしまうのだ。駅外に専門店が多くあることはテレビでも紹介されていて気になっていたのだが、改札を出る機会がなかったので、今回思い切って出てみることにした。

本格信州蕎麦屋の「カレー丼」が美味しいとのことなので早速調査に行く。今回のターゲットは「そじ坊 八重洲北口店」。場所は八重洲口を出て外堀地下2番通りにある。

ご存じの通り東京駅は迷路のようになっているので、場所がわからないときは早めにインフォメーションに聞くことをお勧めする。迷ってから聞くと余計に迷うので。

リーズナブルな価格

店舗に到着すると入り口には食品サンプル。早速値段をチェック。セットで1000円以下と安心の価格設定。こういうしっかりした店の蕎麦は1200円~1500円の価格帯が多いので覚悟していたが、拍子抜けするほどリーズナブル!立地を考えるとかなり優秀!!

蕎麦屋は早いが基本

入店し案内されるがままに着席。店内は60席ほどあるようで結構広い。テーブルのメニューを確認すると牛カレー丼セットとかつ丼セットを発見!店員にどちらが人気か聞くと「牛カレー丼」とのことなので単品で「牛カレー丼(490円)」を注文。こちらの価格もリーズナブル!!待つこと3分ほどで出て来た。早い!!ランチ時で時間がなくてもぱぱっと出てくるのが蕎麦屋の良さ。蕎麦屋はこうじゃないと。

そこかしこに信州を感じさせる

カレー丼には野沢菜の漬物が付いてきた。「カレー丼」を頼んで信州の名産品が食べられるなんてちょっと嬉しい気持ちになる。テーブルにはワサビを持ち帰る用の袋も置いてありこれも独特。

純和風なカレー丼

優しいとろみがついたルーはかすかにスパイスの辛みを感じる。鰹出汁の旨味と香りを含んだルーがふんわりと炊かれたライスに合う。これぞ「蕎麦屋のカレー」といった和の味わいなのだ。カレー丼といえば豚小間と玉ねぎの具が多かったが、ここ「そじ坊」は玉ねぎの代わりにネギが入っている。鰹にはネギ!和の融合!合わないわけがない。

そして出汁がきいたルーに負けないような牛肉の存在感。しっかりとした旨味を感じる。美味しい!今まで本当に美味しいと思えるカレー丼に出会えた事はなかったが、「そじ坊」の「カレー丼」は文句なしに美味しい!!価格も素晴らしいしトータルで100点!

このクオリティーでチェーン店なので嬉しいことに都心だと食べられるチャンスも多い。しかも蕎麦飲みに使えるアテも充実しているのだ。次回は夜の蕎麦飲みで訪問したい。ご馳走様でした。

 

店名:そじ坊 八重洲北口店
住所:東京都中央区八重洲2-1 八重洲地下街 外堀地下2番通り
営業時間:月~金 11:00~22:30(L.O.22:00)【11:00~15:00ランチ】 土日祝 11:00~21:00
定休日:年末年始
アクセス:JR各線「東京」駅から徒歩1分